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おひとりさまで焼肉 / 2010-11-08 (Mon)

旅行中の食事はできれば珍しいものを
そう思って屋台やお店を利用するようにしてはいる。
けれど、観光を優先すると、時間の関係でしっかりと食事の時間を確保できなくなることも多い。
そんな訳で1日2食になることは結構あって
ちょっと空いた時間にパンやおにぎりと言った軽食を摂ることもある。
日本では見かけないとなれば、そういう物でもなかなかに楽しめる。

おにぎりとパンとどちらを多く選ぶかと言えば、パンの方。
お惣菜やお弁当を買うことに罪悪感は感じないのに
なぜかおにぎりは自分で作るものという感覚から抜け切れない。
そんな訳で、韓国でもおいしい、珍しい菓子パンやお惣菜パンを探したのだけれど
どうもコンビニやスーパーには心惹かれるものがなかった。
なんというか、日本で言えば、ジャムパンとかあんぱんといった
いわゆるオーソドックスで地味なものしか見あたらなかった。
そんな訳で、韓国でパンは選択肢から外して考えるようになっていた。

koreanfood7同室の人と意気投合して、朝食を一緒にということになって、彼女のお薦めのベーカリーショップへ行った。
カフェのようなそのお店にはお饅頭や洋菓子も置いてあって、パンは日本のおしゃれなパン屋さんのラインナップと同じ感じだった。
その中から選んだのは塩辛い系のチーズのパンと甘い系のクリームパン。
クリームパンは本格的なカスタードにバニラビーンズが効いていておいしかった。
もうひとつの方は、確かに上に載っていたのはチーズだったのだけれど、中がカスタードクリームで、甘いのと塩味とでちょっと不思議な感じがした。
わざわざそれを組み合わせる必要性は感じなかったけれど、これはこれでありだとは思った。
彼女に「韓国にはあまり菓子パンの種類がないように思う」と言ったら、「袋入りのものはそうだけれど、ベーカリーショップに行けばおいしいパンがたくさんある」との返事が。
韓国には屋台のお店が充実しているから袋のパンの需要が少ないのかもしれない。
そう言えば、同じように屋台が充実している台湾や中国のパン事情もそんな感じだった。


koreanfood8釜山は港町ということでお魚も有名。
なので、夕食は希望のお魚を焼いてくれるという焼き魚定食にしようと思っていたのだけれど、どうも降りたバス停の辺りにはそれらしきお店がなくて、仕方なくうろうろと歩き回っていたらチェーン店っぽい焼肉屋さんを発見した。
だいたい焼肉といえば2人以上と言われることが多いのだけれど、チェーン店だから多少は融通が利くかなぁ、と思って聞いてみたところ、一人でもかまわないけれど注文は二皿からと言われて、そこに決めた。
注文したのは豚バラのサムギョプサル。
私は牛肉より豚肉の方がすきなので迷わずこれだったのだけれど、他は一皿150gでこれは100gと少な目なのもよかった。メニューにはお肉のことしか載っていなくて、いったい何がどれ程に出てくるのかわくわくして待っていたら、次から次から出てくる出てくる。
お肉の脂身をかりかりに焼いていろんなものをトッピングしてサンチェでくるくるっと巻いて食べる。
タレは酸っぱいのから甘いのから数種類あったけれど、一番気に入ったのはやっぱりお味噌。
本来油っこいバラ肉がサンチェとこのお味噌でさっぱりと食べられた。
こんもりお皿に盛られていたお肉だったけれど、ちゃんと完食。
案外200gってたいしたことなかった。
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海と山と、最後は温泉 / 2010-11-08 (Mon)

haeundae今日ももやがかかっていてすっきりしないお天気。
いつもは早起きして朝日を見に行くのだけれど
7時にユースを出発、海へ向かった。
冬柏公園がいいと聞いたので寄ったら、これがなかなか大きくて
朝早いのに散歩やジョギングをする年配の人を多く見かけた。
この公園は海に沿って遊歩道が整備されていたから
途中にあったベンチに座って
かすむ朝日を眺めながら静かな波音をしばらく聞いた。


9時に海雲台の観光案内前で同室の人と待ち合わせをしていたのでそこで落ち合って
お薦めのベーカリーショップへ行った。
彼女は釜山には観光ではなく、休養によく来るらしく、その時には絶対欠かせないお店なのだとか。
朝食を食べ、夕方にもちょっとおやつを食べに、そんな感じで気軽に利用しているという話を聞いて
そういうくつろぎの空間が旅先にもあるというのがいいなぁ、と思ったのだった。
彼女に限らず、釜山はリゾート地として人気が高いようで
その人達用の高層マンションが海沿いにはたくさん建てられていた。
釜山といえば、もっと庶民的な田舎町だと思っていたけれど
おしゃれで都会的な部分もたくさんありつつ、でも、自然もあって
勝手に持っていたイメージを大きく覆された。
これならちょっと週末に釜山まで、っていうのもありだと大いに納得した。
そこで2時間程雑談後、別れて梵魚寺へ。

beomeosapusan

そのお寺は山の中にあったので、周り一面紅葉で
バスでのぼる山道も、お寺からの眺めもとてもきれいなものだった。
ここはパンフレットによるとみどころはとても多いようだったのだけれど
閉まっていて見学できなかったり、その建物がどこにあるのかわからなかったりで
敷地自体は広そうだった割りに、さらっと見学は終わってしまった。

その後は地下鉄とバスで太宗台へ。
バスに乗る時、ターミナルから出ている時はいいのだけれど
道端のバス停で乗る時はそれを探すのに若干苦労する。
けれど、番号さえわかっていれば、とりあえずはなんとかなるものだと今回も思った。
韓国のバスは運転が荒い。
梵魚寺の時ものぼりのくねくね道をガーッと行ったし、細い道でもスピードを出す。
でも、急ブレーキをかけるということもない。
こういうのをメリハリのある運転というのだろうか、などと思いながら終点まで揺られていった。

taejongdae1

太宗台は右回りで見るのがいいとガイドブックにあったからそうしたのだけれど
西の方角だったので夕空を見るのに時間的にもちょうどよかった。
日の入り前のやわらかな夕日が海を照らしている様子は穏やかできれいだった。
タヌビという乗り物に乗って見て回ることもできるけれど、最初は歩き。
なだらかなのぼり道でも息切れするほどのことはないから
海を見ながらゆっくり歩けて、なかなかいいハイキングコースだった。
すっきりと晴れた日には対馬が見えるということで、機会がある度に気にしていたけれど
そう言われれば見えるような、という感じで、はっきりとそれとはわからなかった。
展望台があったり、灯台があったりで、見ているうちに時間は経って
結局、途中で暗くなって、全部歩いて見て回るのは断念してタヌビに乗った。

taejongdae2tanubi

夕食はチャガルチで焼肉。
すっかり全身焼肉の香りをさせてユースへ戻った。
たくさん歩いて疲れたことだし、今日は温泉とサウナに入ってゆっくりしよう。
ということで、同じビルにある温泉へ。
急いでいたので石鹸とシャンプーを部屋に忘れてあたふたしていたら
親切な人が自動販売機があると教えてくれて
手持ちのボディーソープと洗顔フォームもくれた。
設備の使い方もいろいろと教えてくれてみんな親切だった。
レモンジンジャーの香りで焼肉の香りをさっぱりと落とし
いつもよりしっとりサラサラ成分大目のシャンプーでしなやかになった髪を束ねて
ぬるいジャグジーに熱い温泉、それにサウナと何度か出たり入ったりしながら
私の旅行ではまずないゆったりバスタイムを満喫した。
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噂にたがわず絶品のさば / 2010-11-07 (Sun)

koreanfood6基本的に食事関係の出ないポンナム。
けれど、朝食代わりという感じでミスカルを作ってくれた。
これは雑穀きなこのようなものを水で溶いたもの。
韓国では健康食(?)として人気があるらしい。
ダイエットにいいとか?
私も時々雑穀きなこを牛乳で溶いて飲むことがあるけれど
それよりももっとずっと濃厚だった。


koreanfood6

お昼は、昨日の夜、観光案内所でもらった資料で見つけたさば定食のお店へ。
だいたいどこのお店もお昼は11時からのようで
それまで待っていたのだけれど、一向に開く気配がない。
しばらく待って、諦めて、付近をうろついて、適当な所がなくて戻ってみて、そして気付いた。
目的のお店は2階にあった。
それでやっとの思いで入ってみたら、いわゆる普通の定食屋さんで
メニューは壁に貼ってある食材の写真とハングルだけ。
一応、さば定食のお店とあらかじめ知っていたけれど、その注文方法がわからない。
困っていたらおじさんがさばの写真を指さしたから、とりあえずそれに頷いておいた。
さば定食のお店なんだし、一人なんだし
そんな大勢で食べるようなセットメニューなんて薦められてはいないだろうと思って。
そうして待つこと数分、お客さんがいなかったこともあってか
注文の品はすぐに出てきたのだけれど、これがまたすごかった。
さばの開き、のり、焼豆腐、もやしのナムルはごま風味、干ダコの甘味噌あえ、さつま揚げの甘辛煮
キムチは4種類あって白菜、塩味のきゅうり、酸っぱい大根、激しく辛いにら。
お味噌汁は豆味噌で唐辛子が入っていたけれど薄めのやさしい味。
さばはふっくらで油がのっていて焼き加減も香ばしくて、久しぶりにおいしいお魚を食べた気がした。
どれもおいしくて、しっかりと味わって食べた。

room4room5

釜山での宿はユースホステルアルピナ。
雰囲気的にはかんぽの宿という感じ?
一部屋に2段ベッドが4つというのは満室の場合はちょっと窮屈かもしれない。
けれど、結果的に2人だったのでゆったりできたし
バストイレは部屋についてなかったけれど、テレビや水、クローゼットやタオルにローションまで
普通のホテルの備品にありそうなものは装備されていて、実に快適だった。
ちなみに、温泉もあるので入りたければ宿泊価格で利用できた。
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釜山まで鉄道の旅 / 2010-11-07 (Sun)

朝の散歩を終えて、宿で少しゆっくりして、それから今日の目的地へと出発した。
今日も釜山まで鉄道の旅。
安東から東大邱まではセマウル号で、東大邱から釜山まではKTXで。

train1station2

セマウル号は日本で言えば特急みたいなもので
比較的座席はゆったりしていて、隣に人もいなかったので
大きな荷物があっても特に問題はなかった。
網棚はあっても、重すぎて私の力では上げることができない。
だから、いつも電車利用の時は座席の前に立てかけて置くことになる。
とりあえず、座ることはできるけれど、それ以上のスペースはないことが多い。
昨日はそんな状態だったけれど、今日は前に足をのばすことができて快適だった。

東大邱での乗り換えはチケットに時間が書かれてあるのでそれを目安に降りた。
電光掲示板でホームを確認して移動、電車が来るのを待ったけれど時間になっても来ない。
アナウンスはあったけれど、韓国語のみなので状況がわからない。
ホームが違うのかも?とか要らぬ心配が頭をよぎる。
でも、定型のアナウンスだと英語もあって、それでは釜山行きと言っていたはずだから
たぶん、遅れているということなのだろうと勝手に判断して待った。
いつも気にしてなかったけれど、そういえば、定型のアナウンスは決まりきったことだから
あらかじめ録音したものを流すだけのような気がする。
だから、英語版もあるんだけれど
突然の変更まで、わざわざ英語対応は日本でもしていないのでは?
でも、そういうのこそ、ないと困るんだよね、としみじみ思った。

train2結局、5分程度遅れてKTXは到着した。
最新式のきれいな列車は日本ののぞみみたいなもの。
乗車口付近に大きな荷物を置ける棚があったのだけれど、既に下の方は置いてあって、上は無理、ということでやっぱりここでも荷物を持って座席まで。
すると、今回は隣にビジネスマンが座っていた。
私は乗り物の席をとる時はなんでも窓側にしている。
ということで、シート前のスペースに荷物を入れて、座ってみたらさっきよりも窮屈で、しばらく身動きできない状態になった。
でも、快適ではないけれど、1時間程度なら許容範囲。
隣の人が途中で降りてくれることを願いながら電車に揺られていた。
その願いが通じたのか途中でその人は降りたのだけれど、荷物を隣に移動させてゆっくり、とはせずに、移動しやすくなったということで車内探検に向かった。
途中でKorailの社員の人に会って、日本語で話しかけられたからしばらく会話をしていたら、探検する前に釜山に到着した。

駅に着いたら真っ先に観光案内所に行くことにしている。
ということで、今回もいろいろパンフレットをもらって
地下鉄の場所を聞いて、そこへ向かったのだけれど見つからない。
しばらくうろうろして、仕方がないからショールームの人にもう一度聞いて
やっと車中の人となった頃には釜山到着から1時間は経っていた。
途中何度か乗り換えて、ユースに着いたのはもう日も暮れかかる頃。
もう少し早ければ海に沈む夕日を見に行こうかと思っていたのだけれど
その時間は過ぎていたので、ユースで過ごすことにした。
基本的に見知らぬ土地で夜にいろいろ見て回ることはしない。
ちょっとでも様子がわかっていればまた違うのだけれど、今日着いたばかりだし初釜山だし。
ということで、シャワーを浴びて洗濯をしながらいつもの日記をつけたら
パンフレットで明日の予習でもして、早々に寝てしまおうと思っていた。
そうしたら8時過ぎに同室の人が帰ってきた。

彼女は韓国人で日本語を話せた。
日本の少女漫画がすきで原書で読みたいと思って
日本語会話を1年半程習いその後独学、ということだったけれど
日本人のように流暢とは言わないまでも、会話に何の不都合もなかった。
いろいろ話しているうちに時間は経って、早く寝るつもりが
明日、朝食を一緒に採る約束をして、結局寝たのは12時近くになってからだった。
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霧の中の河回村 / 2010-11-07 (Sun)

昨晩、おばさんに確認した。
早朝から村の中を見て回りたいのだけれどカギはどうすればいいのか。
すると、(南京錠の)カギをあけておくから外して出てくれればいい。
それか、裏の戸から外に回って出かけることもできる、とのこと。
さすがに表のカギを開けっ放しにするのはどうかと思ったので
裏をまわって朝の散歩に出かけた。

hahoemaeul6

時刻は6時半近く。
韓国へ来て以来ずっとそうだったように、今日もまた深い霧が立ち込めていた。
まだ空の色は濃紺で、辺りに人の気配は全くない。
一瞬その光景にひるんだけれど、昨日の夜道に比べればどうってことはない
そう気を取り直して地図を片手に歩き始めた。
聞こえてくるのは鳥の鳴き声とじゃりじゃりと土を踏む自分の靴音だけ。
霧がしっとりとまとわりついてくる。
少しずつ明るさを増してくる空に歩調を合わせるように段々と不安は消えてゆき
いつしかそれはちょっとした興奮へと変わった。

hahoemaeul8

まだ夜が明けきっていないうちから街灯は消え
おぼろに浮かび上がった風景はグレーがかって神秘的に見えた。

hahoemaeul9

並木道を歩いていたら少し強く風が吹いた。
ザーッという音とぽたぽたぴとんと雫の音。
一瞬雨かと思って手のひらを上に向け、確かめてみた。
音はすれども降ってはこない。
目を閉じて耳を澄ます。
にわとりの声ときゅっきゅっという声が静かに空気を振るわせる。
また風が吹く。
あぁ、そうか。
葉に溜まった水滴が落ちる音。
ゆっくり歩を進めながら、こころ静かにその音に浸った。

hahoemaeul7

村の家々を見て回っていると、朝食の準備をしている音が所々で洩れ聞こえてきた。
地図には有名な家が見学ポイントとしていくつも載っていたけれど
どこも大抵は今も住居として使っているようだった。
多少言葉が話せれば、声をかけながら見学させてもらったかもしれない。
けれど、下手な英語と日本語では礼をつくした挨拶はできないだろうし
何か問題のある行動を取って注意を受けても、それに気付けない可能性が高い。
そう思って、そういう場所は外を見るだけに留めた。
基本的に芸能人のお宅拝見とかは興味ないのだけれど
あのシウォン君の家を見つけた時はちょっとうれしくなった。

hahoemaeul10


hahoemaeul12hahoemaeul13

そして、この村で私が一番気に入った場所がここ。
寒い中1時間以上歩き回った後にたどり着いた松林。
この光景を目にした時は神聖な空間に足を踏み入れたように感じられた。
そして、立っているだけで体の奥から穢れが取り去られていくような感覚を覚えた。
この村に来てよかった。
宿泊してよかった。

hahoemaeul11
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和みの家 / 2010-11-06 (Sat)

ガイドブックで行き先を探していた時、いくつか世界遺産の村の紹介があって
その写真を見ているうちに行きたくなった。
河回村に決めたのは、家や田畑の風景が素朴でこころ安らぐものだったから。
村に泊まる民泊というものを体験してみたいと思い調べていて
ネットで紹介されていたポンナム古宅に決めた。
まず、シャワー・トイレの設備がちゃんと整っていそうな点で気になり
ホームページがあったから、全部ハングルではあったものの
なんとなく雰囲気がわかって安心ができ
韓国語がわからなくても英語で予約できると知ったから、メールで予約の申込みをした。
その後、更に調べていったら、メールは滅多にチェックしない、とのことで
仕方がないから、私としてはいつも最後の手段にしている電話で予約を入れた。
どきどきしながら電話をかけたら、希望の5日は満室とのこと。
仕方がないので6日で聞いたら空いているということでお願いした。

bunnamroom3

田舎の家には慣れている。
そうは言っても、この見た目である。
季節的に寒いのは必定。
多少の不便さは覚悟の上で向かった。
それを楽しむという気は最初からなかった。
例えそうでも我慢しようと思っていた。
だって、それでも村に泊まりたかったのだから。
1、2時間観光して帰ってしまうなんてことをするんじゃなくて
もっとじっくり空気感を味わいたいと思ったのだから。
でも、そんな覚悟は必要なかった。
不便なんて全くなかった。
むしろ、とても和める空間だった。
2畳半ぐらいの広さのトイレ・シャワー室は家の中にあってちゃんと最新式。
そして、オンドルのお陰なのか部屋の中は寒くなかった。
四方壁でサッシの窓、隙間風は感じられない。
実家の三方が襖と障子で欄間つきのかつての私の部屋に比べたら断然こちらの方が暖かかった。
そう、私にとっての重要ポイントはちゃんと満たされていた。
あの覚悟はなんだったんだろう。
そんなことを思いながら、韓国3日目も快適に過ごしたのだった。

ただ、食事が出ないというのは多少不便ではあった。
でも、市場で食べてから入村すればよかった訳で
それをしなかったのは、芙蓉台に登りたかったからだし。
それが困るなら他の食事を出してくれる古宅にすればよかったのだし。

ということで、食べに出た市場で夕食にしたのはチジミ。
なぜに、チジミ?
それには深い訳が…。

food4安東には有名な食べ物が3つある。
塩鯖、安東チムタク(鳥の蒸し煮)、ホッチェサパプ(ナムルをご飯に混ぜて食べる料理)。
ちゃんと調べて行ったのに、私はホッチェサパプをすっかりと忘れていた。
市場に着いて、辺りはすっかり暗くなって、できればうろうろしたくはなかった。
おみやげ屋さんもいろいろあったけれど、もうそれは見ないで食事だけさっさと済ませて戻りたかった。
ということで、最初に入ったお店でメニューを見せてもらって、塩鯖定食をたのんだ。
安東チムタクは鳥を一羽使うから3人分ぐらの量になるので却下。
そうなれば塩鯖だ、ということだったのだけれどこれは2人からと言われてしまって
ビビンバがいいんじゃないかと薦められた。
けれど、昨日も一昨日も焼いたかそうでないかの違いはあるもののビビンバだった。
確かにはずれのない味だけれど、でも、3日続けてビビンバっていうのはちょっとどうかと。
ということで、一人で食べられるものという数少ない選択肢の中からチジミにしてみたのだけれど
後で気付いた。
ビビンバと言っていたのはたぶん、私にわかりやすいようにで
きっと内容はホッチェサパプだったのではないかと。
ナムルをご飯に混ぜるのだから、ビビンバと同じと言えなくはない。
所変われば品変わると言うではないか。
それに気付いた時は、なんだかなぁ、って脱力してしまった。
ホッチェサパブ、今から思えば食べればよかった。
チジミもおいしかったんだけどね…。
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朝鮮時代の姿そのままの村 / 2010-11-06 (Sat)

旅行の時、普段では考えられない程私は毎回早起きだ。 目覚ましを一応かけてはいても、それより早く目が覚める。 いつもそうであって欲しいものだけれど、これは旅先限定のこと。 [:hide:]
【引用始まり】 --- 【引用終わり】 ---
今回は移動が多く、もう午後には慶州を出発するということで、朝も早くから仏国寺へ向かった。 まだ人の少ない静かな中でお寺を鑑賞したい、という思いからだったけれど ちょうど休日ということで、多くのアマチュアカメラマン達が 三脚を立てて既にお寺の中に陣取っていた。 お目当てはもちろん紅葉。 確かに、薄っすらともやがかかった中、光を受けて輝く色とりどりの紅葉は美しくて 私も一緒になって写真を撮った。
しばらく観光した後、ホテルに戻って休憩し、チェックアウト。 電車の時間まで少し余裕があったので、駅の付近をうろうろと。 昨日の夜は暗くてあまりこの付近は歩き回れなかった。 やはり、明るいと全然雰囲気が違って危険な香りがしない。 有名どころの観光はほとんどできたけれど また機会があれば訪れてみたい、慶州はそう思わせる町だった。
慶州を出発し、鉄道を利用して次に向かったのは安東。 今日の目的地は河回村で、安東から更にバスで1時間ぐらいの所にある。 ここは、俳優リュ・シウォンさんの実家があることでも有名な世界遺産の村。 リュ一族の人々が暮らしている。 観光客が多く訪れはするけれど、安東からのバスの便は1日8本と少ない。 そのため安東で1時間ほど待つこととなった。 やっと来たバスに乗って、いよいよ河回村まで。 それ程本数がないからか、始発からぎゅうぎゅう詰めで出発。 3時半にようやく河回村の宿に着いた。 河回村に来たら絶対行こうと思っていたのが芙蓉台。 これは村の川を挟んで向かいにある小高い岩山で、その上からだとこの村を一望できる。 そもそもこの村の名の由来は川でS字状に囲まれているというところから来ているようで それをこの目で確かめたかった。 土日だと渡し船が出るけれど、それ以外の日であれば車を利用することになる。 ちょうど晴れて渡し舟も出ているということで、到着早々に宿を出て船着場に急いで行った。 舟は人が集まれば出るというもので、行きはそれ程待たずに済んだ。
山はそれ程高くなく、20分もあれば登れるとのことだった。 けれど、確かに高さ自体はそれ程ではないものの、登山ができるように道を作ってくれてあるというより、岩と根の凸凹を利用して人が登っているうちになんとなくそれらしい道ができたという感じで、滑らないように足をかける所を選ぶのがなかなかスリリングだった。 それに、道だと思って進んでいたら、そこよりもなだらかな道が別のところにあったりして、正直どこが正しい道なのか途中でわからなくなったり、下山するのも元来た道をたどるのがいいのか別のルートがあるのかよくわからなくて、せっかくだから別の道、と思って下りて行ったら違う場所に出てしまったりもした。 そんなことをしていたら結構時間がかかって、戻る頃にはこの山を訪れる人が少なくなっていて、なかなか舟が出なかった。 でも、山から見た風景はやっぱりよくて登った甲斐はあった。
【引用始まり】 --- 【引用終わり】 ---
山から戻ってきて今度は村の中を散策することに。 大まかに見る分には1時間ほどで時間は足りる。 そんな感じの小さな村。 ただ、その時はそんなことはわからなかったから とりあえず、明日の予習という感じでさらっと見て回り、その後、夕食をとりに市場へ出かけた。  この村に入るには、1km程離れたところにある案内所で入場料を払って シャトルバスに乗って連れて来てもらうという形をとる。 その案内所のあるところが市場で食堂やお土産屋さんも並んでいる。 村には食堂がなく、宿で食事を出してくれるところもあるけれど 私のところはそうではなかったから、シャトルバスでそこまで戻ったのだった。 このバスは観光用なので、きっと早い時間に終わるのだろう そう思ってその時間を案内所の日本語の話せる人に確認しようと思ったら ちょうど誰もいなくて、仕方がないからそのまま食事に行った。 食堂で日本語を話す人がいたから聞いてみたところ 6時半ぐらいだろう、ということだったからそれを目安に食事をして さぁ、帰ろうと思ったら、バス停でもう終わったと言われてしまった。 それなりに覚悟はしていたけれど、6時半では辺りは真っ暗。 宿で食事の話をした時、市場は遠くないから歩けるし1本道だし迷うこともないし という話だったのだけれど、私の場合そういう問題じゃない。 知らない町でひとり真っ暗な道を歩く。 街灯はなく月もない。 時々通る車のライトが足元を照らしてくれる唯一のもの。 でも、車は通って欲しい反面欲しくもなくて。 すっと通り過ぎてくれたらいいのだけれど、たまに止まって声をかけてくる人がいて。 なかなかびくびくどきどきの15分間だった。 無事に宿に戻って、お茶を出してもらって、おばさんと少し話をした。 共通言語は英語。 でも、二人とも片言の。 何かでおばさんは英語の教師だったと知ったけれど ヒアリングが二人とも難しく、文字で書けばわかるようなことも 耳で聞いた感じではわからない、ということが、最初のうちは結構あった。 それでも、最低限の意志の疎通は図ることができて 楽しくおしゃべりができてよかったと思う。 たぶん、全くわからなくても身振り手振りでなんとかなるのだろうけれど さすがにそれで宿泊をお願いするのは私の場合躊躇があって 言葉が多少わかるだろうこの宿をあらかじめとったのだけれど ここで会った宿泊客の話によると、この宿は韓国では有名なのだとか。 到着時にも、日本語を話す近所の人がここに遊びに来ていて驚いたけれど 上手に日本語を扱うこの男性にも驚いた。 韓国では下手な英語を話すより、日本語でどうにかするほうが有効だったように思う。 結構夜遅くまで人通りがあって「観光客が多いですね」と言ったら 「週末だからね」ということだった。 隣の古宅には学生らしき人達がたくさん泊まっていてにぎやかで 夜に飛び込みで来たお客さんも子供づれでこれまたにぎやか。 おばさんは恐縮して「うるさくて申し訳ない」って言ってくれたけれど そういうのは気にならなかった。 観光客は本当に多くて、私が入村した夕方でもたくさんの人達が村を歩いていた。 市場には観光バスがたくさん停まっていたから きっとツアーのひとつに組み込まれていたのだろう。 確かに、ただ見るだけならさほど時間はかからないんだけれど それは実にもったいないことだと思った。 当初の予定では、ソウルから直接河回村に行く計画を立てていたのだけれど 電話で予約を入れたら5日は満室とのことで、仕方なく今日の宿泊となったのだった。 けれど、渡し舟の出ない5日だと芙蓉台には行けなかっただろうから 結果的には今日の宿泊で良かったと思う。
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たまには優雅にホテルで / 2010-11-05 (Fri)

宿泊予約は旅程を組んでから、いつもそうしている。 今回は出発まで時間がなかったから予約もぎりぎりになった。 ソウルではユースホステルを利用しようと思っていたら4日は満室だったので ゲストハウスに泊まることにした。 ということで、ネットで見つけたゲストハウス石村家にメールを送ったら 大丈夫と返事をもらい、韓国初日の宿は決まった。 [:hide:]
石村家は地下鉄蚕室駅から徒歩約15分の所にあって、ロッテワールドが近い。 5階建てのマンションのようなつくりの建物で、大家さんの家族もそこに住んでいた。 私は早朝に出発ということでシングルに部屋をとったのだけれど その日はゲストハウス用に使っている部屋は満室だったとかで 大家さんのお母さんが暮らす所にある一室を貸してもらった。 普段は使っていないということだったけれど宿泊できる仕様にはなっていて ベッドとテレビとちょっとした家具が置いてあった。 バス・トイレはユニットでシャワーのみ。 でも、広々としていて使い心地はよかった。 日本人女性専用のゲストハウスは常連の人も多いようで とてもアットホームな感じがした。
近くにはちょっとした商店街があって、夕食はそこで食べた。 ハングルはわからないから、店頭に写真のメニューのあるところを選び、指を指して注文。 韓国初日の食事となった。 ここの定食はスンドゥブ・チゲとかソルロンタンとか汁物系が多かったけれど 普段の食事でも汁物は別になくてもいい派なので、それメインはちょっと避けたく 唯一そうでなかったビビンバを選択。 どこで食べてもはずれがないというか、安心の味なので よくわからない時はだいたいこれにしている。
出てきたのは大豆もやしと大根のナムル、わらび、サラダ菜、目玉焼きをのせたビビンバに、白菜のキムチ、大豆もやしのナムル、じゃがいもの煮物、高菜のお味噌汁。 じゃがいもの煮物が日本と同じような甘辛い味付けなんだけれど しっかりとコクがあっておいしかった。 お味噌汁も優しいお出汁にちょっと唐辛子を効かせてあっていい味だった。 汁物が苦手なのは、猫舌だから、というのも理由のひとつ。 韓国の汁物は石鍋に入ってくることが多いからなかなか冷めなくて困ることが多い。 その点、この程度のお味噌汁なら石鍋も小さくてちょうどよかった。 ただ、飲む時にスプーンを使うことに慣れなくて、喉に唐辛子が直撃して何度か咳き込むことになった。
5日の朝、朝食はバスの中でとるつもりでとりあえずコンビニへ。 だいたい日本と同じようなものが並んでいる中 菓子パンは今ひとつで、おにぎりは芸がない感じがしたからキムパプにした。 韓国式海苔巻きが棒状に包まれていて、下から押し出しながら食べる。 ちゃんと一口サイズに切り込みを入れて食べやすくしてあった。 中の具は人参、そぼろ、沢庵で甘めの味付け。 人参に歯ごたえがあっていいアクセントになっていた。 お酢が入っている感じはなく、それよりごま油の風味がした。 これも無難な選択のひとつ。
慶州での夕食はご飯を野菜で包んで食べるサムパプにしたかったのだけれど お店を見つけることができなくて、ホテル近くの食堂で石焼ビビンバ。 定食関係は作り置きのものをよそうだけなのですぐに持ってきてくれる。 たくさんついてくる小皿料理が毎回楽しみなのだけれど この数にはちょっとビックリで、旅館の朝食の様だと思った。 というのは、旅館の朝食はメインに焼魚があって、のりに佃煮、生卵、小鉢という感じだけれど のりも佃煮も生卵もそれだけで食べるものじゃない。 ご飯と一緒にぜひとも食べたい。 そうして脇から先に攻めていったら、メインにいく頃にはご飯がなくなっているという状況に。 でも、焼魚も、ものにもよるけれど、ご飯と一緒の方がいい。 いつも付属のご飯のお供的なものはなくてもいいのに、と思いながらそれを先に食べ終え 後に残った塩鮭なんかをそれだけで食べていたりする。
この定食の小皿料理もそう。 白ご飯と一緒に食べたいものばかり。 でも、ご飯は石焼ビビンバだから、それ自体にもう味が付いている。 これはこれだけで十分おいしいんだけど、と思いながら 小皿料理の味付けがそれだけで食べるにはかなり濃かったので、一緒に食べた。 大根の水キムチ、小魚の佃煮、大豆もやしのナムル、ちくわの炒めたの、いかのコチュジャン和え、えごまの葉のコチュジャン漬け、青菜のおひたし、スープ。 残さず食べる、というのが信条の私。 どうしてこんなに?というくらいえごまの葉があったのには困った。 韓国の場合、残す方がいいんだったっけ?
今日のホテルは慶州コンコード。 普文湖の側に建っていて全室レイクビューの特1級ホテル。 最初、慶州には泊まるつもりがなかった。 けれど、どうしても行きたかった場所の宿が空いてなかったために 旅程を組みなおした結果、慶州に1泊することになった。 いろんな宿を探したけれどどうもぴんとくるのがなくて もう、この際だから贅沢しようか、ということで 普段なら泊まらないようなこんなホテルに予約を入れた。
でも、特1級らしいけれど、それ程すごいということはない。 口コミサイトにもあった通り、全体的に時代遅れな感じ。 水回りの壁紙の処理の仕方とか雑だし、バスローブはないし 天井のねじか何かを刺した跡をそのままにしてあるし 日本の特1級では有り得ない。 でも、別にそこに不満はなかった。 むしろ、そんな風であったからこそここに決めたというのがあったし。 本当の(というのも変だけれど)特1級クラスのゴージャスホテルだと 服装から何からいつもの通りではいかないだろうと気になって あらかじめ調べて、まぁ、ここなら問題なさそうと思っていたから ある意味予想通りだった。 旅先の宿泊はほとんどユースのドミトリーだから ツインのシングルユースで、久々の広々お部屋と分厚いタオル バスタブ付きのお風呂で優雅な気分になれた。 全室温泉のお湯を引いているから、私はしなかったけれど バスタブにお湯をはって温泉気分を味わうことだってできるこのホテルはよかった。 ただ、できればこんな最初の方じゃなく もっと疲れが溜まる後半にこそ利用したかった。
私が宿に求めるものは、暖かさとそれなりにきれいなシャワーとトイレ。 だからユースでだいたい大丈夫なのだけれど、時々「えー!」って思うようなものもある。 今回の旅行は結構ハードになることが予想されたから どこかでくつろぎが必要と思ってこのホテルを予約したのだけれど 思った以上にゆったりした時間を持てて、ホテルの良さを再認識した。 でも、宿にこういうことを求めるようになったのは、年をとったということなのかもしれない。
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新羅の都、慶州へ / 2010-11-05 (Fri)

【引用始まり】 --- 【引用終わり】 ---
昨日は6時に仁川に着いたのだけれど いろいろと空港内でしていたら、結局そこを出発したのは7時過ぎ。 それからバスに乗って蚕室まで1時間半。 宿に着いたのはもう9時になろうとする頃だった。 そして今日。 朝6時、まだ外は暗く人もほとんど歩いていない、そんな時刻に宿を出発した。 オートロックのカギをはずして外へ出る。 すると、辺りは深い霧に包まれていた。 いつもより少し重い荷物を転がしながら地下鉄の駅を目指して歩く。 日本とはまた違う寒さ。 湿った空気が体を包んでくる。 時々すれ違う人に安堵しながら白く煙った闇の中を一人歩いた。 今日の目的地は慶州。 2010〜2012年はVISIT KOREA YEARということで 海外パスポートを有している人であればいくつか無料サービスが受けられる。 もちろん事前に申込みが必要だけれど、その中にシャトルバスがあった。 朝ソウルを出発して現地で数時間のフリータイムを過ごし、その後戻るというもので 3つあるルートの中に慶州行きもあって、片道利用もOK。 見つけた時点で限定25人のところを18人の申込みだったから、これを利用することにした。 超えれば先着順ということで、出発時間が8時なら7時ぐらいには受付をしておきたいと 早朝出発となったのだった。 慶州まで行く方法は実はバス以外に鉄道という手もある。 しかもバスだと4時間半かかるところ、鉄道だと2時間。 ただ、その鉄道ルートができたのは11月1日。 それ以前なら鉄道でもバスと同じようなものだった。 その事実に気付いたのは旅程を粗方組んでしまってから。 シャトルバスの申込みをした後だった。 そんな感じで次々いろんな新情報が得られるのは良かったのだけれど 一度組んだものをその都度再考しなければならなかったのが結構大変だった。 それで、結果的に当日集まったのは9人で、実にゆったりとしたバスの旅となった。 たぶん、いくら無料でも往復9時間の移動に現地滞在時間3時間は せっかくの慶州なのに無駄が多いからキャンセルした人が多かったのではないかと。 私も鉄道にしようかどうか、最後まで迷ったけれど結局バスにしたのは バスの旅は今回これだけだったから、まぁ、経験としていいのではないかと思ったから。 後、鉄道の新ルートは今回新しくできた駅到着となる。 あまりに情報が新しすぎて、市内に出るためのアクセス情報がネットで探しても出てこない。 現地の観光案内で聞けばたぶん問題ないのだろうけれど 不安要素はできるだけ排除しておきたかったから、今回はやめておいた。
【引用始まり】 --- 【引用終わり】 ---
4時間半のバス旅行。 出発してすぐに窓の外を延々と流れていく山の風景を見ていて 今が紅葉のベストシーズンであることに気が付いた。 この時季に韓国を訪れたのは実にたまたまで 紅葉に関しては、そろそろそんな季節だと認識はしていたけれど 正直それ程期待はしていなかった。 ところが、目にする風景どこもかしこも色づいてきれいで、心底今来てよかったと思った。 出発前の慌しさが報われた気がした。 今回、旅程を考える過程で真っ先に行こうと決めたのが慶州だった。 慶州はかつて新羅の都があった町。 世界遺産が多くある。 雰囲気としては奈良に近い、のどかな田園風景が心地いい所だった。
【引用始まり】 --- 【引用終わり】 ---
予定通り12時半には慶州に到着し ホテルにチェックインを済ませ、そのまま急いで観光へ。 まずは山の中に建つ石窟庵へ向かった。 くねくねとうねった道をバスで揺られながら紅葉のきれいな山を登っていくと入口がある。 そこから更に15分程度の徒歩。 そこを目指して老若男女みんな歩く。 日本もそうだけれど、ここも観光地なので山の中にも関わらず人は多かった。 ここでの見所は石仏、でも、それ自体は小さな建物の中にあって ゆっくり見学という雰囲気でないのは立地条件上仕方ない。 ここで印象的だったのはそれよりも周りの木々の美しさだった。 行きはバスだったけれど、帰りは待ち時間も惜しかったので山を徒歩で降りることにした。 距離にして2km、時間にして40分程度。 登りならつらいけれど、降りるのはそれ程でもない。 紅葉を楽しむのに適度な距離で、人通りもそれなりにあってよかった。
次に向かったのは大陵苑。 ここは古墳群になる。 小山がぼつぼつと並んでいる風景は お墓には似つかわしくない言葉ではあるけれどかわいくもあった。 この辺りは公園のように整備されていてそぞろ歩きにちょうどいい。
【引用始まり】 --- 【引用終わり】 ---
その後、慶州国立博物館へ。 ここは、閉館時間1時間前までに入館しなければならない。 それで急いだところ、間に合ったのはいいけれど 1時間で全部回りきるのは難しくて、結局、特別展は見ることができなかった。 でも、博物館の展示物って見ている時は「へー」なんて思いながら見ているのに 後から思い返しても思い出せないことが結構ある。 いっぱいいろいろ見すぎて記憶に残らないというか。 特に、こんな感じで観光のひとつに加えてしまうとよけいに。 だから、今回もそれ程覚えてはいないのだけれど ここには私のすきな半跏思惟像がいくつかあって、それを見ることができたのはよかった。
【引用始まり】 --- 【引用終わり】 ---
閉館ギリギリまで見学して外に出たら辺りは真っ暗。 もう観光という時間ではなかったのでホテルに戻ろうかとも思ったのだけれど 近くの雁鴨池はライトアップされているということで 外からでも見ることができるかもしれないと一応向かった。 そうしたら、ガイドブックでは夕方までとなっていたのに 実際は結構遅くまで入場できるようで、まだまだ多くの人が訪れていた。 むしろ、夜だからこその人出だったのかもしれない。 水に映った紅葉をライトアップで見せるという趣向は京都の高台寺でも見たことがあって その時はそれがとてもきれいだと感動したのだけれど 今回は大きな池だったからそれが広範囲に亘っていて、人の手を加えることの難しさを思った。 出発前には腰痛があって、重い荷物を持っての移動もあるしと 体に若干の不安があったのだけれど、その割に山を降りたり徒歩が多かったりと 初日からハードな観光になった。 レンタル自転車を利用している人も多く、行く前はそれを利用しようと思っていたところ ちょうど欲しい時にお店を見かけなくて、結局全部徒歩になった。 でも、それなりに見学することができたし、ゆっくりと周りの景色を感じることもできたので 結果的にこの方がよかった気がする。
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空からの光景 / 2010-11-04 (Thu)

【引用始まり】 --- 【引用終わり】 ---
離着陸の時が飛行機は危ないのだとか? でも、離陸の時のあの重力は悪くない。 あぁ、飛ぶんだ、そう思ったらこころが浮き立つ。 小さい子供のようだと我ながらあきれつつ それでも、この短いフライトを楽しもうと窓の外をずっと見ていた。 フライトは15時55分発。 上昇を続ける飛行機の窓から見たものはまぶしく輝く黄金の一筋の道だった。 それは飛行角度が変わる度に表情を変えた。 あれは何だろう。 しばらくはわからなかった。 ただそれは、モーゼが道を開いたように海の中にすうっと延びていた。 気付いたのは色が変わった時。 太陽の光が作り出したものだった。 黄金色に少しずつ赤い色が混じっていく。 それはいつも見る夕暮れ時の空の色と同じだった。 今回も窓側の席。 でも、いつもと感じが違ったのは窓が西側を向いていたから。 東側であれば当然太陽は見えない。 太陽が作り出した光景は今まで見た事のないもので それはそれは美しかった。 ただ、離陸時だったので写真には残っていない。 もう一度あれを見たい。 だから、次にこの時間帯の飛行機に乗るなら、西側の窓側にする、絶対。
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そうだ、そろそろ行かないと / 2010-11-04 (Thu)

「そうだ、韓国行かないと」ということで急に決めて行ってきた。 マイレージでとってあったソウル行きのオープンチケット。 本当は5月に一度計画しようとしたのだけれど、気分がのらずにそのまま放置していて さすがにこれ以上寒くなってからでは旅行するのもつらいだろうということで 仕方なく重い腰を上げたのだった。 旅行するのに仕方なくというのもどうかと思うけれど、実際、その時の私の気持ちとしてはそうだった。 海外旅行が久しぶりすぎて、行きたい思いよりも不安の方が勝っていた。 韓国にはソウルと済州島に行ったことがある。 ソウルは1週間滞在したので、町中はとりあえずほとんど見てしまっている。 それ以外で見たいところってどこかあるだろうか。 ちなみに、私はいわゆる熱烈な韓流ではない。 すきなものはすきだけれど、あまり最近のドラマや映画に詳しくはない。 それと、エステやショッピング主流の旅行というのは基本的にしない。 精力的に観光、これが私の旅行スタイル。 見たいと思うものを見に行って体験して感じたい。 となれば、韓国のどこへ行きたい? それをまずはさがすこととなった。 そして、もうひとつ、いつ行くのか。 思いついて日を押さえようとしたら、11月中頃から年末までは空きがないとのこと。 仕方がないから11月の後半は諦めて、空いている日を確認したら数日しか残ってなくて 滞在期間を考えると、出発まで10日程度しか余裕がない。 本来そういう急なことはしたくないのだけれど、選択の余地なくそういうこととなった。 それから急いでガイドブックで行き先を探し、ネットで詳しく内容を吟味し ようやく宿を押さえたのは4日前。 全容が決まるまでは不安で不安で仕方なかったけれど 納得できるまで調べ尽くして何とか出発するまでに不安は解消できた。 だいぶ前に計画して、1ヶ月前ぐらいからトリップ・ブルーとも言える状態になるのはいつものこと。 でも、この時はだいたい作業を楽しんでいる。 ところが今回は、計画しながらこのブルーな状態に入っていたから いったい何のために旅行するんだって感じだったけれど、不安になるんだから仕方がない。 空港に向かう電車の中、段々と育ってくる旅行への意気込みを感じながら これもいつも通りと思いつつ、久しぶりの海外へと旅立ったのだった。
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